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坂井信也オーナー(61)が11日、毎年毎年繰り返される球団編成部門の“悪しき歴史”を繰り返さぬよう、きつくクギを刺した。特に失敗続きの外国人補強について、例年シーズンが終わると同時に候補者が挙がることに「慌てんでええ」と拙速補強を厳禁。さらに「監督のせいにしたらアカン」と編成部門が全責任を持って獲得に当たるよう厳命した。
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「拙速」。仕事は速いがデキがよくないこと-毎年毎年、それがダメ助っ人を生むのだ!!
思いのほか、早く訪れてしまった猛虎のオフ。取材に応じた坂井オーナーは、シーズン総括は真弓監督と対面する13日のオーナー報告で行うとしてコメントは避けたが、しかし、オフが早く訪れただけに余計に、先にクギを刺しておかねばならない懸案が…。
毎年繰り返される外国人補強失敗についてだ。まずは、シーズンが終了する前後から、獲得候補の名前が挙がることに疑問を呈した。
「ピッチャーや、右の外野手や、早よ決めんと、というてね。早よせんとヨソに獲られるとかいうて。慌てんでもいいんと違うか」
むしろ、この拙速ともとれる動きが、逆に調査不足の印象も受ける。1本の本塁打も打たずに帰国した今年のメンチを筆頭に、自前獲得したバッターが10年以上もハズレ続きという歴史が繰り返されている。
「ヨソに獲られたらしゃあない、でいいのでは。残りクジというのもある。ともすれば、シーズンが始まってからでもいい」。今季中に緊急補強した、独立リーグでプレーしていたブラゼルが“当たり”だったというケースもある。必要なのは入念な調査だ。
「ドミニカとか独自ルートは別にして、米国の3Aクラスなら、どこの球団も調査で見てる選手やデータはそんなに変わらないのでは。むしろ、どういう選手を選ぶかでしょ」。最も求められるのは、調査担当のセンスとした。
一方で、獲得の際に監督に意見を求めるのは当然とした上で「だからといって監督のせいにすんのはアカン。編成が責任を持ってハンを押さんと」。今オフの補強を前に、責任の所在をより明確にした。
「最後にハンを押すのは僕ですけどね」とオーナー。獲得作業の実務は編成部門に任せるが…あまりに“例年どおり”の作業が続けば、オーナーによる「差し戻し」の可能性もある。
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